サイトM&Aの現状
リーマンショックの少し前、2005年位から耳にするようになったサイトM&A、その頃からビジネスの場が実店舗からウェブへと急速に切り替わりはじめました。
一からサイトを立ち上げるよりアクセス数や会員を既に獲得しているウェブサイトを手に入れ、ノウハウやコスト、制作時間を短縮できるメリットが注目されはじめました。
米国ではGoogleがYouTubeを買収したり日本でも楽天が旅の窓口を買収するなど、大規模な案件は表に出て目にすることが多いと思いますが、しかし個人で作ったアフィリサイトや物販サイトなどのサイトM&Aの話しなると、ほとんど情報が出てこないのが実情です。
しかしその実、昨今のgoogle変動でブラックSEOが淘汰され、全うなホワイトハットサイトが推奨されるようになってから、買手のリスクが大幅に減少し個人サイトも含めサイトM&Aが活発になってきてるのです。
無形資産であるウェブサイトを資産として評価する動きはこれから益々拡大していきます。
サイトを欲している買い手企業は増え続ける中、彼らが求めているのは決して検索順位だけではなく、良いコンテンツや優良な閲覧ユーザーなど、サイト事業そのもののクオリティに重点を置いているのです。
しかしアフィリエイトサイトに限らず日本のウェブサイトでは、未だに検索エンジン対策や自己報酬にばかり偏り、サイトの価値を評価するユーザービリティがないがしろになっているサイトが非常に多いのです。
「ユーザーの視点にたった」正しいサイト作りを理解してさえいれば、ライバルの少ないM&A市場で驚くほどの高額で取引される今だからこそ、最大のチャンスなのです。東京オリンピックが開催される2020年にはその市場規模は3,500億円になると言われています。
売り手市場の今だからこそ正しいサイト売却のノウハウを身に付け、長期的に安定した収益源を確保するとともに、アルゴリズムに振り落とされ、google変動に怯え切った今の不安定なアフィエイトを見直す時代にきているのではないでしょうか。

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市原です。
友人「福田君が6億円でサイト売ったらしいよ!知っていますか?」